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糖尿病による三大血管障害

血液中には常にブドウ糖が含まれており、必要に応じて筋肉組織などに取り込まれてエネルギー源になります。

膵臓から分泌されるインスリンは、ブドウ糖の量が一定になるように調節していますが、高脂肪、高タンパク質の食事を長年続ける事で、膵臓が疲弊してインスリンを充分に分泌出来なくなるか、インスリンの効きが悪くなると血液中のブドウ糖を処理しきれずに、濃度が高くなります。

血管は身体の隅々まで行き渡っていますが、高濃度のブドウ糖を含む血液に長期間さらされると、特に毛細血管が傷んで様々な障害が起きてきます。

よく知られている障害に、次の三つがあります。

・糖尿性網膜症 
網膜の毛細血管から出血し、視神経を圧迫します。
放っておくと網膜剥離や緑内障になり、失明する可能性があります。
相当見えにくくなっても脳がカバーしてしまうので、気付かないうちに進行してしまいます。

・糖尿性腎症 
この病気も初期のうちは自覚症状がありません。
そのうち、むくみが出、血圧が上がってきます。
さらに進行して腎不全にまでなると、透析が必要になってきます。
血糖値だけでなく、血圧の管理も重要なパターンです。
透析が必要になる原因で最も多いのは、糖尿性腎症からくるものです。

・糖尿性神経障害 
四肢の先端、特に足先のしびれや、感覚が鈍くなるという知覚神経障害や、立ちくらみがしたり、変な汗をよくかくといった自律神経障害などがあります。
足の先の感覚障害は足の壊疽から切断に至る悲惨さでよく知られている症状ですが、ごく初期では糖尿病の診断確定前から起る事があるので、知識があれば早期発見につながるかもしれません。

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